きたぞ

反動政治の盟主

19世紀時点で識字率があまりにも低すぎる

共産主義者への弾圧の犠牲者が少なくて笑う
ソ連時代は何千万も殺してるのに

>19世紀時点で識字率があまりにも低すぎる
しかしこの頃のロシア文学は滅茶苦茶面白い

肖像画から滲み出る無能感

>共産主義者への弾圧の犠牲者が少なくて笑う
>ソ連時代は何千万も殺してるのに
戦前の日本みたいに有為の知識人層がかぶれていたから安易に殺せなかったんじゃね

歴代皇帝の暗殺率が高すぎる…

基本的にこの頃のロシア文学って自国の社会問題についての考察なんよな
物語としてもおもろいんやが

帝政時代：農民がブタ以下の生活
ソ連時代：農民が搾取されゴミのような生活
ロシア時代：農民がゴミのように戦争で死んでいく

ソ連や今のロシアより理性的なんじゃないかって

>19世紀時点で識字率があまりにも低すぎる
帝政ロシアは基本自由主義運動や民族主義を起こさせないためにも臣民には教育を施さないって方針だったしね
庶民が読み書きできるようになるには神学校に入るコースしかない

>ソ連や今のロシアより理性的なんじゃないかって
いや同じようなもの

>ソ連や今のロシアより理性的なんじゃないかって
言うほど理性的だろうか
社会変革と反動の間をあーでもないこーでもないと逡巡し続けている印象がある

>肖像画から滲み出る無能感
ちょっと宮根に似てる

>庶民が読み書きできるようになるには神学校に入るコースしかない
というわけでチフリス人の靴屋の息子も神学校に入ったのだった

お婆さん「孫や、共産主義が実現するとどうなるんだい？」
孫「共産主義が実現するともっとお肉のスープが食べられるし、ストーブももっと使えるようになるのよ」
お婆さん「へえ、まるでツァーリがおいでになった頃のようだねえ」

>>ソ連や今のロシアより理性的なんじゃないかって
>いや同じようなもの
本質はずっと何も変わってないよね

>肖像画から滲み出る無能感
エカチェリーナとの結婚して初めての夜
ベッドの上で突然兵隊の人形を取り出してごっこ遊びを始めエカチェリーナをドン引きさせたエピソードすき

>肖像画から滲み出る無能感
こんなロシアらしくない皇帝は嫌われて当然

デカブリストの乱の挫折で無力化した知識人層であるオブローモフ（余計者）とかとしあきっぽいぞ

1901年に撮影されたロシア農民の写真を見ると農奴制が無くなったにも関わらず
農民みんな足を鎖で繋がれ逃げられないようにされてて衝撃を受けた

>>肖像画から滲み出る無能感
>エカチェリーナとの結婚して初めての夜
>ベッドの上で突然兵隊の人形を取り出してごっこ遊びを始めエカチェリーナをドン引きさせたエピソードすき
まあベッドの上で不倫相手をとっかえひっかえする方が畜生だが

>本質はずっと何も変わってないよね
たぶんそれはある程度はどの国にも言えることなんじゃないか

>>肖像画から滲み出る無能感
>こんなロシアらしくない皇帝は嫌われて当然
ピョートル3世の改革一覧

ツァーリがロマノフ家からスターリンそして今のプーチンに変わっただけで根本的には何も変わってない

強権独裁じゃないと治まらない土地

>肖像画から滲み出る無能感
骸骨と評されたパーヴェル1世
強力な君主の後には成長不良な人物が後継者になる傾向

第一回ドゥーマの様子
社会主義政党が多くの議席を獲得したことやムスリム議員が21人いたことに怒った皇帝により解散させられた

>強権独裁じゃないと治まらない土地
中国もそうだけど土地広すぎ民族多すぎでこりゃ強引にいかないと纏まらないわってなる

男装のエカチェリーナ2世

>>肖像画から滲み出る無能感
>骸骨と評されたパーヴェル1世
ほんとに親子だと思ってるやつはいない

>>>肖像画から滲み出る無能感
>>骸骨と評されたパーヴェル1世
>ほんとに親子だと思ってるやつはいない
でも割と似て見える

ピョートル大帝の時代はヨーロッパでも特に開明的な国だったのに
いつのまにか反動主義の代表的な帝国になってしまった

ただのキチガイにしか思えないがロシアでは人気があるらしいコンスタンチン副王様

3万ルーブル費やして氷の宮殿リジェノイドムを建てさせた女帝アンナ
崩御の翌年には溶けてなくなった

>第一回ドゥーマの様子
>社会主義政党が多くの議席を獲得したことやムスリム議員が21人いたことに怒った皇帝により解散させられた
ドゥーマは議会というにはあまりに無力な存在だった

ボナパルトを泣かした人は?

>3万ルーブル費やして氷の宮殿リジェノイドムを建てさせた女帝アンナ
>崩御の翌年には溶けてなくなった
大量の靴と請求書も残した

チェルヌイシェフスキーの描いた水晶宮の理想への異議申し立てとしてのドストエフスキーの地下室の手記とか
今でいうテクノ封建制からの脱出口としてのプルラリティと読めなくもなく昔から人間は似たような問題意識あるんやなって

帝政時代は田舎の街として冷遇されていたモスクワ
ただそのおかげでクレムリンを始め古い建物が建て替えられずに残り続けた

>帝政時代は田舎の街として冷遇されていたモスクワ
>ただそのおかげでクレムリンを始め古い建物が建て替えられずに残り続けた
ヨーロッパのどの都市も昔はクレムリンみたいな城壁があったけど
みんなほとんど19世紀に撤去されちゃったしね

帝政ロシアの秘密警察オフラーナ
職員は革命後チェッカーに採用されていった

>ピョートル大帝の時代はヨーロッパでも特に開明的な国だったのに
>いつのまにか反動主義の代表的な帝国になってしまった
ニコライ2世のおじいちゃんあたりが分岐点よ
あの人がえげつない暗殺食らって脳破壊されたアレクサンドル3世が実質帝国にとどめ刺した

ナチスに先駆けてユダヤを虐殺してた

>ドゥーマ
邪魔するだけの連中やん
日本笑えないぞ

ピョートル１世による大北方戦争

乾杯した後にグラスを割るのは野蛮と言うかコスト考えないおおらかさと言うか…

>ナチスに先駆けてユダヤを虐殺してた
ロシア・ポーランド・ウクライナみんな大好きポグロム

トラブったらすぐ決闘で決着をつけようとしがち
抑圧された知識人層の鬱屈の発露だったようだが

>帝政口シア
ガチで戦ったけど日本と準同盟国の関係まで改善したと思ったら日本敵視のソ連になるの酷い流れだ

当時だとロシアでは無くロシヤではないだろうか？

>ガチで戦ったけど日本と準同盟国の関係まで改善したと思ったら日本敵視のソ連になるの酷い流れだ
日本だってアカは絶許でシベリア出兵したわけだから

ロシア帝国という地獄を抜けた先は
またソ連という地獄

西欧とはべつの技術形態を生み出す
帝政時代のカラー写真（着色ではない）

>西欧とはべつの技術形態を生み出す
>帝政時代のカラー写真（着色ではない）
ニコライ2世は写真好きだったからけっこう家族との面白写真も多く残ってるね

>強力な君主の後には成長不良な人物が後継者になる傾向
大黒屋光太夫には好意的だったという

さっさとイギリスにでも亡命すればよかったのに

>さっさとイギリスにでも亡命すればよかったのに
とりかえばや物語

>>強力な君主の後には成長不良な人物が後継者になる傾向
>大黒屋光太夫には好意的だったという
自分の馬車を貸してくれたので、光太夫はそれで帰宅した
家主は皇太子のおなりと思って家族同伴で拝礼していたら光太夫が降りて来たのでびっくり
今後はお許しがあっても断らないといけないと光太夫は怒られた

>デカブリストの乱
ナポレオンの反撃でフランスまで行ったら
自由な空気にかぶれたんだっけ

基本皇帝は善人
ただ政策は人を人と思ってない

>帝政時代：農民がブタ以下の生活
富農は読み書きできたけど独語とかだったらしい
革命時にレーニンに消されるけど

領土はソ連よりデカかった

>>デカブリストの乱
>ナポレオンの反撃でフランスまで行ったら
>自由な空気にかぶれたんだっけ
デカブリストの乱が失敗したことでその後の近代化がハードモードに突入した気がする

>ピョートル１世による大北方戦争
スウェーデンがこれで大国から転落した歴史があるから
プーチンロシアが暴れだしたら中立放棄してNATO加盟したのかねえ

>さっさとイギリスにでも亡命すればよかったのに
間にドイツあるから逃亡するの難しかったんじゃないのか

軍における将官から兵士への暴力が18〜19世紀の基準で見ても酷かったらしい

この国で暮らしていくって何なんだろうな…
やたら寒いし

ロシア人ってどんな圧政でも諦めてただただ従うイメージだけど
どうしてロシア革命は成功したんだろう

革命前は権力は父から子へ受け継がれた
革命後は権力は祖父から祖父へ受け継がれた

>ロシア人ってどんな圧政でも諦めてただただ従うイメージだけど
>どうしてロシア革命は成功したんだろう
ペトログラードに駐屯していたのが皇帝に忠誠を誓うエリート部隊じゃなく地方から動員した二線級のどん百姓の寄せ集め部隊だった

西洋の真似して国民軍作ろうとしたけど国土が広すぎて村長たちに送るよう命令したら地域にいてほしくないゴロツキを全国から差し出されて自動で盗賊団みたいな軍隊になった話好き

がんぼるぞい

>帝政口シア
19世紀前半で見ると独伊より整ってる
英仏の次点なイメージ

>領土はソ連よりデカかった
一時期はアラスカまで持ってたもんな

>大黒屋光太夫には好意的だったという
自国内のドジン勢より知性を感じたんだろうな

イモはゆでてから皮むけって言ったのはニコライ2世だっけ
皇帝の視点じゃないんだよな

マルクスには悪いけどそりゃ革命も起きるわという終わりっぷり

どうしてモスクワの一地方領主がここまで巨大な帝国を築き上げたんだろうか

ボヤール　スラブ系諸国に存在した支配階級
15世紀から17世紀のモスクワにおいては、貴族制と強固な関係にあり、200前後のボヤール家が存在した。ヨーロッパの観念からすると高潔とは言えない行儀作法を持ち、多くの者は文字を読むことができなかった。旅行に出ることは少なく、外国のもの全てに懐疑的であった。

>どうしてモスクワの一地方領主がここまで巨大な帝国を築き上げたんだろうか
西欧でバスったクロテン毛皮ビジネスで川沿いに東進し
シベリア原住民を手懐けていった

>クロテン毛皮ビジネス
間宮海峡より東のエゾクロテンは
毛皮の質が劣っていたので引き返したらしい

地図見てると未だに人跡未踏な原生林や沼沢地がありそうで怖い

>ボヤール
現代のプーチンを支持するDSイメージ

>どうしてロシア革命は成功したんだろう
第一革命はたぶん明石元二郎の所為
そこに付け込んだのがレーニンじゃないか
なんだか毛沢東とそっくりだけれども

>なんだか毛沢東とそっくりだけれども
敵国の右派を潰してしばらく経ったら
いつのまにか左派の国になってしまった

ロシア内戦1917-1922
赤色テロルでソ連成立